1959-11-30 第33回国会 参議院 議院運営委員会 第10号
その後、逐次乱入するデモ隊が増強され、一番多い時期においては万余のデモ隊が国会前庭を占領したのでありますが、かかる事態に対しまして、議長は十六時十七分ごろ、佐藤警務部長をして、警視庁の警務部長に対し、構内に突入したデモ隊をすみやかに退去せしめるよう、またこれに必要な警察官の特別派遣を要求いたす旨を通達いたしたのであります。
その後、逐次乱入するデモ隊が増強され、一番多い時期においては万余のデモ隊が国会前庭を占領したのでありますが、かかる事態に対しまして、議長は十六時十七分ごろ、佐藤警務部長をして、警視庁の警務部長に対し、構内に突入したデモ隊をすみやかに退去せしめるよう、またこれに必要な警察官の特別派遣を要求いたす旨を通達いたしたのであります。
先ほど私が申し上げましたように、私は四時十七分ごろと申しました、警備局長は四時二十分と申しましたが、いずれにしろ、そのころでございますが、議長は佐藤警務部長をして、警視庁の玉村警備部長に対して、議長の代理として警察官の特別派遣を要請しました。その際に、その人数は、このデモ隊を構内から排除するに必要な人数、それですみやかに排除してもらいたい、こういうことを要請したわけであります。
一行は荒木議員、塩見議員及び私でありまして、事務局より佐藤警務部長が同行いたしました。一行はハワイ経由米国を視察し、フランス、英国、西独等を視察して、八月二十九日チューリッヒにおいて衆議院議員団と合体し、ベルグラードに向いました。われわれのユーゴ訪問は、ユーゴ連邦議会議長よりの招待によるものでありましたが、ユーゴ到着以後は国の賓客としてきわめて丁重なる処遇を受けました。
(拍手)佐藤警務部長は、二日の午前一時、このような状態では、とうてい院内警備の万全は期せられないとの上申を出しておるのであります。もし、かくのごとき状態に陥っても、なお議長が最後の断を下さなかったならば、一体国会はどうなるでございましょう。(発言する者多し)